「思い出編集室」では大切な品々を、「思い出コンパクト術」で、
できるだけ小さく、コンパクトな形にする、まざまな方法(フォトブック・リメイク・動画・ドールハウス等)をご提案&制作しています。
すっきりとした部屋で暮らしたら、どんなに気持ちがいいことか。そう思って、片づけ(生前整理/遺品整理)を始めてみたものの、大切な思い出の品々を手放せなくて、けっきょく片づかない方が多いことでしょう。 人生を彩ってきた愛着のある品々、手放せないのは、当然の心情です。
しかし、「大切だから」とこのままとっておいたら……? 膨大な持ち物は、ご自分にとっても次の世代にとっても、いつかは「負担」になってしまいます。 現実に目を向け、解決していくのが令和の時代。 「思い出編集室」では、部屋も心もスッキリし、人生を前向きに過ごすためのお手伝いをさせていただきます。
写真が好きだった父が残したアルバム。なんと70冊近くもありました。
遺品を整理しようという時。
納戸の奥の古いアルバムを何十年ぶりに開いてみると、愛情を一心に注いでくれた両親の笑顔、
屈託のない笑みを向ける自分の姿、たくさんの忘れかけていた日々が甦りました。
数々の写真から、姿はなくても父は天国から今も私にエールを贈ってくれているんだと確信し、
心が温かくなったのです。
そんな思い出が詰まったアルバムはどうしても残しておきたい。
けれど、スペースを考えると保管し続けるのも現実的に難しい……。
そこで私は、約70冊のアルバムをコンパクトに、
1冊の「ダイジェスト版・思い出フォトブック」を作りました。
それが「思い出コンパクト術」の誕生です。
大半のアルバムは処分しましたが、不思議なほど気持ちはすっきりしました。
コンパクトになっていれば、悲しいことがあった日など、
すぐにダイジェスト版アルバムを取り出すことができ、両親の笑顔や幼少の頃の思い出を眺め、
元気や勇気をもらい心の支えになることに気がつきました。
「思い出再会メソッド」はこの時の感情から確立しました。
残しておけないからと、生きてきた証、心の財産を、ただ手放すのは残念すぎる。
かけがえのない思い出をいつでもすぐに振り返られるようにするために、コンパクトにすればいい。
そして、保管できない現物を手放せば、心の整理もつきやすい。
この想いが、「思い出編集室」を立ち上げたきっかけです。
思い出編集室
シニアライフカウンセラー、エグゼクティブプロデューサー
小野めぐみ
(株式会社小瑠璃舎 代表取締役)
1962年、東京生まれ。短大卒業後、大手銀行を経て、出版社に勤務(メディアファクトリー、KADOKAWA)。数々のベストセラー書籍の企画・編集に携わったのち、2015年からフリーとして活動。
父親の死をきっかけに、セカンドライフ世代の人たちが心身ともに生活を向上させ、かつ終活としても役立つ「片づけ方」を数年間にわたり模索し、多くの人が最も悩む「思い出の物」への対処法として、「捨てるor捨てない」とは別の、第3の選択肢となる「思い出コンパクト術」を編み出す。
2016年、思い出を「力」にする終活に効果的な「人生で一番素敵な片づけ」メソッドを構築し、思い出フォトブックなどの製作を手掛ける小瑠璃舎を起業。メソッドを活用した、明るく楽しい終活を提唱するセミナーが人気を得る。
著書に「50代から味わえる!最高のご褒美『人生で一番素敵な片づけ』」(三笠書房)。